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ブロガー:バスーン♪
アマチュア・オーケストラでバスーン(ファゴット)を吹いています。
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ローラン・ルフェーヴル氏によるモーツァルトのファゴット協奏曲の演奏について

今晩の「芸術劇場」、先の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2006」より、ローラン・ルフェーヴル氏がモーツァルトのファゴット協奏曲を演奏(指揮:下野竜也、演奏: ブルターニュ管弦楽団)した模様を放送した。当日のレポートはこちら。このソリストであるローラン・ルフェーヴル氏はフレンチ・バソン奏者だったのだが、昨年からドイツ式ファゴットに転向したそうだ。知らなかった! 逆のパターンは知人にもいるが、フレンチからドイツ式に転向というのは珍しいのではないだろうか。

氏の演奏は実に体の使い方がうまく、細かいところでアレンジが入っており、テンポの揺らし方やカデンツァもユニークで、この古典的名曲の新境地を切り開いた感があった。個人的にはバソンを吹いていた人がドイツ式ファゴットに求める音色はいかなるものかに興味があったが、第1楽章の冒頭の音色を聴いて「うーん、ちょっとリード薄め?」っていう印象。時間が経つにつれ、しっとり感が増してきた感じ。どことなくバソン風の吹き方っていうか楽器の鳴らし方をしているところがあるように思えた。それにしてもバソンからドイツ式にして運指も違うだろうし、良く吹けるなぁと感心。左手の使い方としては、第2楽章で同音の連続部分でスピーカー・キーを多用していたのが気づいた点。

他のプログラムでは、ザ・シンフォニカ次回定演を指揮してくださる飯守泰次郎先生が「フィガロの結婚」序曲と「ジュピター」を指揮した(演奏: ポワトゥ・シャラント管弦楽団)様子も放送された。先生はワーグナーの演奏に関しては非常に評価が高く、現在、シンフォニカではマラ#7等をご指導いただいているが、モーツァルトのような古典をどう料理されるのかは興味があった。基本的なスタンスは同じと見た。つまり楽譜に忠実。作曲家が楽譜に残した物から我々が何をつかみとってどれをどう表現するかにつきる。曲が新しかろうが古かろうが、ベースとなるポリシーは同じということだ。

コメント

連続コメント失礼いたします。
私も聞きました。
フランスの奏者はオケでやっていこうとするとどうしてもフレンチからジャーマンへの持ち変えが必要になってしまうんじゃないでしょうか?
日本では最近認知度が上がってフレンチに手を出す人が増えているようにも思いますが・・・
>音色を聴いて「うーん、ちょっとリード薄め?」っていう印象
私も同感というか、最近はしっとりした音で音量を上げている人が多いのに対して
少しビリビリっと言わせる古いスタイルの人なのかなぁと思っていました。
そして、なぜか一番気になったのが左手人差し指と中指の間に二つキーがあったこと
high-F付なのでしょうかねぇ・・・

善蔵様:
本文で紹介した山尾敦史様のブログにバソンの小山清様がコメントされており、その中で「彼は、以前パリ管の首席に合格したのですが、ファゴットへの転向を迫られ、そのポストをキャンセル。その後、パリオペラ座の首席に就任したのですが、昨年ファゴットに転向したために、大問題になりました。」と記しておられます。ということは、ローラン・ルフェーヴル氏自身はパリ管に合格した頃はバソンでやっていく意思がおありになったのだが、ファゴットへの転向を迫られた故、パリオペラ座の首席に移ったにもかかわらず何かしらの理由でファゴットに転向したということですよね。そのあたり、どなたかインタビューしてもらえないかしら>パイパーズ様とか。
|左手人差し指と中指の間に二つキー
あれは何でしょうねぇ…スペシャル・トリル・キーか、何かの替え指用でしょうかねぇ…。

 みやだいさんの情報提供によって見ることが出来ました。ベーレンライターのソロ用楽譜を見ながら見ていました。独特のカデンツァですね。(ここが、センスの良いところなんでしょうね)ルフェーブル氏が昨年フランスシステムからドイツシステムの楽器に代えたというのはバソンの会報で知っていましたが、ここまで順応できる技術を見せられた演奏であったと思います。
 しかし、フォル・ジュルネ・オ・ジャポンってお得なコンサート集(しかも、プロが集まる)ですよね。一度見てみたいです。

ごぶさたしております。

マンフレさん宅へのコメント、ありがとうございます。

ファゴット吹き(と現在はいえないかも)でありながらも勉強不足の私ですが、大変興味深く拝読いたしました。
今やフランスオケは一番吹きと二番吹きでフレンチ/ジャーマンもあり得るということにもなるんでしょうか?
やりにくそうだなあ・・・

ルフェーブルに関して言えば離婚した前妻に浮気がバレてバソンからファゴットに転向させられたんじゃん。シュヴァイゲルトがバソンに転向するくらい有り得ないわ
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ルフェーヴルはバソンを吹かないらしい!

「ラ・フォル・ジュルネ」に関心がある皆さんに、大事な情報です。来日してファゴット
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